2016.01.16 まちあるき 第5回

「豪徳寺・世田谷城址・代官屋敷・ボロ市」
世田谷の都市・住宅地が形成されてきた歴史について、旧版地形図等を参照しながら辿る「まちあるき」を実施しました。
今回は、豪徳寺から世田谷城跡、代官屋敷、松陰神社までを歩きました。
三田義春先生の著作を元に、豪徳寺から世田谷城址公園にかけて残存する、世田谷城の土塁を確認しながら、散策しました。世田谷城の本郭に位置する豪徳寺には世田谷区指定有形文化財の仏殿、国指定史跡の井伊家墓所があり、また猫招き伝説も有名で、招猫殿には多くの招き猫が奉納されていました。
東京都無形民俗文化財の世田谷ボロ市でにぎわう中、国指定重要文化財の大場家住宅主屋及び表門、前川國男設計の世田谷区立郷土資料館を見学しました。大場家住宅内部は、残念ながら非公開でした。
休む間も無いほど賑わっているボロ市を早々に、松陰神社に足を延ばし、吉田松陰の墓所と境内にある松下村塾の原寸レプリカを見学し、終了しました。
前回に続き、コーディネーターとして二瓶正史氏(法政大学非常勤講師)をお招きしました。