世田谷支部では5月27日に「応急危険度判定員のための実践スキルアップセミナー」を世田谷区役所で開催し、実戦経験の豊富な講師の方々による講演と“建物の被害写真による判定調査票の記入” “下げ振りによる柱傾斜測定” などの演習を行い、有意義なセミナーとなりました。
建築物の密集する関東近県において、今すぐにでも起こり得ると言われる首都直下地震の発災時には、被災地域で実際に判定業務を行える「応急危険度判定員」がこれまで以上に多数必要とされます。
この応急危険度判定員の講習会は年2回開催されていますが、今年は9月15日(金) と10月26日(木) に都庁第一本庁舎5階大会議場で開催されます。
受講資格は建築士(1級・2級・木造建築士)の資格を有する方で、東京都内に在住又は在勤の方です。受講料は無料。講習の内容、詳細な日程につきましては、8月中に東京建築士会ホームページに掲載される予定です。判定員の登録をされていない方は、ぜひ講習を受けていただき、登録をされることをお勧めいたします。
登録後は毎年、スキルアップセミナーを世田谷支部で開催していますので、ぜひご参加ください!